スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

501XX

LEVI'S 501XX

LEVI'S 501XX


「キング・オブ・デニム。」

「これ、ダブルエックスじゃね?」

90年代初頭、ニューヨークはブロードウエイの
小さなフリーマーケット。

ブルーシートに無造作に積まれたデニムの山の中に
ソイツは居ました。

色も抜け、所々に赤いペンキの跡がついた
その太めのデニムパンツには

取れかけた黄色のアーキュエイトステッチに
錆びた隠しリベット、ほつれた赤タブに「E」の文字

そして
ほんのひとかけらのレザーパッチが残っていました。

当時
日本では空前のヴィンテージデニムブーム。

その王座に君臨するリーバイス501ダブルエックスは

年代やコンディションに関わらず
軒なみ非現実的なプライスがつけられており

ヴィンテージといえば
頑張っても出涸らしのような66モデルを買うのが
精一杯だった僕にとって

お約束のように繰り返される雑誌の特集記事を
ただ羨望の眼差しで眺めるだけの存在でした。

「それ欲しいの?」

あまりにも熱心に見ている僕を見かねてか
店のご主人がそう話しかけてきました。

「それはヴィンテージだから高いよ。
いくら持ってるんだボーイ?」

たぶん
そんな感じのことを言われたんだと思います。

200ドルっスと答えると

ご主人はしばし悩んでいましたが
やがて、ニコッと笑ってこう言いました。

「オーケー。200ドルでいいよ!」

そもそも
ご主人が幾らの値を付けていたのかも分からないし

それが本当にダブルエックスなのかすら
確信が持てないまま

とにかく僕は、旅行中の買物資金の大半を叩き
このデニムパンツを手に入れたのでした。

それ以来、コイツは僕の宝物のひとつとなり
ダメージが深刻になってはリペアを繰り返した結果

今ではすっかり継ぎ接ぎだらけ。。

それでも僕は
当時と変わらずワクワクできる自分を確かめるために
今でもたまにコイツを穿いて街に出るのです。

ちなみに

その道のプロの方の鑑定により
コイツが本当にダブルエックスであることが判明したのは

なんだかんだで
ついこないだのことだったりするんですけど。(^^)

MADE IN USA

スポンサーサイト
プロフィール

MG8921

Author:MG8921
ラルフローレン、パタゴニア、エルエルビーンなどを中心に、服やモノをノロノロと紹介していきます。(^^)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QRコード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。